労働運動

国鉄全国運動とはなにか 何を切り開こうとしているのか

国際労働運動の9月号に特集が組まれ 相当踏み込んだ言い方がされています

まず運動は階級情勢を鋭く反映しますから その中心部での感受性がものすごく大事です

4.9の和解情勢にもっとも危機感をもったのは、動労千葉の組合員でありそれで田中委員長は これでいいんか と相当悩んで 一定の決断をもって 関生と港合同に 国鉄闘争の火を消すな の運動をおこそうともちかけた 

この和解はやっぱりおかしいと思った そうか 動労千葉は最初から和解から外されとったんですね こんなの呑んでたら 組合運動なんかできんと 

同意が得られ 3労組共闘が原点に戻って 新自由主義の攻撃に総屈服しているこれまでの労働組合運動を作り変えていこうとなった

そう決断して6・13で船出して よく情勢をみてみたら 

4.9和解というのは 

国鉄・分割民営化が25年たって赤字はなくならないし 

貨物、北海道、九州、四国は株も上場できない赤字で 補助金打ち切ったらたちまち破産

これは社会保険庁や日航の破産どころの話ではない

これから道州制の民営化の旗をかかげて 自治労を解体して非正規職に置き換えていかないといけないのに

民営化というのは はじめから破産しますよ という事実をつきつけられて政府は7転8倒は目に見えてる

だからといって財政危機では 他は飾りで首切りだけが現実的なわけで

それしかないから、 まず反撃の芽をつみとっておかねばと あせっていたのは向こう

だから4・9和解に全力をあげた

という資本家階級の追いつめられた姿と

それにとりすがって生きていこうという既成の労働組合指導部がみえてきたんです

民主党とは連合をとおしてそれを貫徹するという階級的本質をもっている

国労大会は闘争団員を組合員から外し、

スト基金をとりくずし、エリアごとに本部を分割し 

完全に国鉄分割・民営化とは当局とはたたかわないと宣言した

自治労の徳永も 正規職の賃金へづって

非正規職置き換えとたたかわないことを宣言した

じゃなんでここまで追いつめたのか

それは動労千葉が反合理化・運転保安闘争で毅然として戦後労働運動の戦闘的エネルギーを保持し 

なおかつその限界をのりこえて 革命までまっしぐらの確固たる路線を確立している

だから4者4団体というかたちでしか切り崩せなかったのであって 

むしろ動労千葉の外注化阻止と1047名解雇撤回闘争が

新自由主義の大失業時代に光り輝くのであって 

労働者階級の大反乱の構図が多くの労働者にもみえるようになっただけの話で 

ばっちりgood

ピンチじゃなくて 良いことだったんだ

だけどそれをいいことだった といえるには

われわれは4者4団体を批判してことたりるような運動のあり方から脱皮しなくちゃならない

自分達の力で 職場の極少数の同調部分を相手に活動してきたあり方から 

職場全部の労働者をあいてに組合の団結を作り出すあり方への転換

地域の組合、組合がないところにも分け入って労働組合と交流し

丸ごとと討論していく、非正規職の青年を組織すること 組織、組織、組織 

特に4大産別と非正規職組織化の一般・合同労組が青年を組織するのが鍵です

こういうことがみえてきたんです

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台風接近  海が荒れれば思い出す 

海は荒れ始めています

新島の工事は 波浪1m 風速10メートル以上で 中止となります

この1年間に 8回くらい中止になりました

12月1月の異常気象 西宮にヨットなどが転覆した時期 南港の灯台にコンテナ船が衝突して今も灯台は傾いたままです

直ぐ修理すればよさそうなものですが 波止場とか港は見えてるとこだけでなくて水面下が強度上 重要なんです

沖に突出している灯台の足元は深い海(大阪港なら18メートルくらいあります)から45度くらい基礎をつみあげてやっと灯台がのる場所が水面上にあります

だからコンテナ船が座礁して灯台が傾いているのですからこの土台から補修しないといけないから大工事

南港の灯台前は航路となっていますから、修理のためにクレーン船などを停留させるためには船舶の航路も変更しなくてはならない

別に灯りがついとけばいいわというので 赤字の大阪市はほったらかしているんだと思います

海が荒れるとあの12月と1月のことを思い出します

夏の思い出http://www.youtube.com/watch?v=zFovc95Pzio&feature=player_detailpage

セイリングhttp://www.youtube.com/watch?v=Bpbuqh12oj4

ドック オブ  ザ ベイhttp://www.youtube.com/watch?v=UCmUhYSr-e4&feature=related

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羽田空港土壌から有害物質=滑走路延伸部、基準6.5倍の鉛

2000年のダイオキシン規制法http://www.env.go.jp/kijun/dioxin.htmlでの土壌の環境基準は1,000pg-TEQ/g以下

この羽田の最終処分場は93年に埋立完了でダイオキシン出しまくりの時期の埋立工事1100だから100上回ってるだけだからオヤジは驚かない

しかし鉛がすごい

鉛は2000年に規制が厳しくなったわけじゃないから2010年の今の最終処分場の埋立処分場もひょっとするとこのレベルかいなとおもうとゾッとする

水銀もすごい

このブログ見てくださいhttp://www.soshisha.org/nyumon/shitsumonbako/genin.htm

有機水銀を出した工場の名前は?
Q3-1-8 水俣病の原因を作った会社の名前は?

A3-1-8 チッソ株式会社水俣工場です。新潟水俣病の場合は昭和電工鹿瀬(かのせ)工場です。

Q3-1-9 なぜ、工場が出す排水にふくまれるメチル水銀が原因だと解ったの?

A3-1-9 熊本大学で水俣病の原因を研究していました。そして、有機水銀が原因らしいと気がつきました。水俣湾の近くで水銀を使っている工場はチッソ水俣工場だけでした。

Q3-1-10 なぜ、工場排水にメチル水銀が混ざってしまったんですか?

A3-1-10 アセトアルデヒドという物質を作っているときに水銀(無機水銀)を触媒(しょくばい)として使っていました。そのとき、一部が有機水銀(メチル水銀)に変化して、そのまま排水に混じって海に流れ出てしまったのです

水俣病はメチル水銀=有機水銀が原因物質だ

最終処分場(管理型)にこんな濃度の水銀を含んでたら、大阪沖最終処分場(管理型)には赤とか青とか白の黄の毒々しい原色の化学工場の産業廃棄物もたくさんもちこまれている

Photo_2

からどんな化学物質が触媒となって有機水銀に変化するか だれも調べていないし規制もされていない

電池なんか今は沢山捨てているから水銀廃棄物の量はふえているはず

ただ比重が重たいから海水の中で沈殿して大丈夫じゃないかと思うけど

大阪沖の埋立処分場から排出される毎日約6000トンもの膨大な処理水

これは神鋼環境ソリューションいう会社が最新鋭の何億もする処理船

011

を処分場に浮かべて色んな薬剤

Sn3b0241

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使って分解しているんですが

水銀はどこまで除去できるのか

今使っている薬剤で水銀と結合して沈殿させることは、除去させることはできているのか

ほんま頼みますよ

「1リットル当たり鉛が基準の360倍の3.6ミリグラム、水銀が18倍の0.009ミリグラム、ヒ素が16倍の0.16ミリグラムなど、5種類の有害物質が環境基準を超えていた」

となれば6000トンすなわち6000キロリットル(海水だが1㎥=1kl=1トンとして)

大阪処分場が羽田並みに水銀で汚染していて沈殿せずに全部湾に排出したと仮定すると6000×1000×0.009ミリグラム=54グラム/日

うーん 水銀54グラムがまいにち大阪湾に垂れ流されたら やはり深刻に頭かかえてしまう

昔 大江健三郎の小説で 核時代の隠遁者?というのを読もうと思ったけど

あまりにもの心配性で生きていけんぞと 途中でどうしても睡魔が襲ってきて読み通すことができなかったが

オヤジはダイオキシン問題を考え始めて以来 この核時代の隠遁者と同じように極度に心配したり いやいや 大丈夫だよ とあっちいったり こっちいったり

ところが変なとこでは神経が図太いものだから 島では昼休み 労働者の会話についていかねばと思うのだが 

ついつい島風が気持ちいいものだから昼寝してしまう

清志郎の トランジスタラジオ 授業を脱け出して 屋上で昼寝してたら もう目が小さくなってしまった♪

監視役の目を盗んで 1キロ離れた事故が起こった直投の写真をとりにオヤジがうろつくものだから

飯どきも監視が厳しくなったものだから やることなくて すっかり 昼寝のオヤジになっちまった ヤイヤイヤイhttp://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=M7gZPrC5za8

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羽田で基準超す有害物質 延長区域の土壌、地下水に

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 羽田で基準超す有害物質 延長区域の土壌、地下水にhttp://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090301000326.html

羽田空港(東京都大田区)でC滑走路の延長を予定している区域から、

土壌汚染対策法で定める基準の6・5倍の鉛など有害物質が検出されたことが3日、分かった。

国土交通省は人体に影響はないとしている。

国交省によると、滑走路延伸のため昨年9月~今年1月に調査を実施。

土壌では鉛のほか、基準の1・1倍のダイオキシン類を検出し、

地下水でも鉛や水銀、ヒ素など5種類の有害物質が基準を上回っていた。

国交省は区域の周囲に鉄板を打ち込み地下水がしみ出さない措置を講じているが、

今後滑走路として使用することから、新たな拡散防止策を実施する予定。

 この区域はC滑走路の南東に位置する埋め立て地。

都が1993年まで廃棄物処分場として使用しており、羽田空港の沖合展開に伴い空港敷地となっていた。

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11月労働者集会へ 国鉄1047名解雇撤回!職場・地域に「国鉄闘争全国運動」を広げよう

11・7労働者集会呼びかけ発出されるhttp://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2010_07_12/n7030.htm

 10年11月労働者集会は、これまでの三労組に新たにスタートした国鉄闘争全国運動が加わり、4団体での呼びかけに発展した。開催日は11月7日。次のとおり呼びかけ文がが発せられた。

★たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう!
★国鉄1047名解雇撤回!職場・地域に「国鉄闘争全国運動」を広げよう!
★改憲-戦争と民営化-労組破壊にたち向う労働者の国際的団結を

  連帯労組関西地区生コン支部   
全国金属機械港合同         
国鉄千葉動力車労働組合      
国鉄闘争全国運動            

闘う労働組合の全国ネットワークをつくりあげることをめざしてきた11月労働者集会は今年で13回目を迎えます。
 

一方、私たちは、国鉄1047名解雇撤回闘争が「政治解決」という重大な局面を迎える中で、

「国鉄闘争の火を消してはならない。

新自由主義攻撃への対抗軸となる新しい労働運動をつくりあげることを展望し、

国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回に向けた全国的な運動(略称国鉄闘争全国運動)を呼びかける」ことを決意し、

6・13集会をもって新たなスタートラインに立ちました。

私たちはこの二つの力を固く結合し、10年11月労働者集会を、

深刻な危機にたつ日本労働運動の再生に向けた出発点にしたいと願っています。

国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃でした。

ここから今日に至る民営化・規制緩和の大きな流れが始まり、

1千万人をこす労働者が非正規職、ワーキングプアに突き落とされました。

「国鉄民営化で国労をつぶし、総評・社会党を解体し、立派な憲法を安置する」。

これが彼らの「コース」でした。
 

この攻撃に30年近くにわたり頑強に抵抗し続けた国鉄労働者の闘いは、

新自由主義に対する決定的な対抗力であり、

戦後の労働運動の歴史の中で画期的な意味をもつものでした。
 

新自由主義政策は、この30年余り、

労働者の雇用や賃金、権利、社会保障制度、教育、医療、地方自治、農業を破壊して吹き荒れました。

その過程で生み出されたのは

「世界の労働人口の6割にあたる18億人が

正当な労働契約も、社会保障もない奴隷的労働に従事している」(OECD)という現実です。

しかし、民主党・菅政権は、財政危機を口実として、

公務員労働者へのさらなる全面攻撃を行なおうとしています。

360万人の公務員労働者を一旦解雇し、

民営化した事業所等に選別再雇用するという究極の民営化・労組破壊攻撃が始まろうとしています。

それと一体で、沖縄米軍基地と日米安保体制の強化、改憲と戦争に向けた政治反動が進み、

国家主義や排外主義が煽られています。

今、国鉄闘争に終止符を打とうとする背後にあるのは、こうした新たな攻撃です。

恐慌が世界をのみ込んで進行する中で、

失業と貧困が拡大し、

巨額の財政投入による国家財政の破綻がさらなる労働者への攻撃となって襲いかかっています。

ギリシャをはじめ、吹き荒れる攻撃が全世界で労働者人民を深い眠りから呼び覚まし、世界中にストライキやデモの嵐が轟いています。

沖縄では基地撤去に向けた怒りの声が燃え上がっています。

情勢に負け、展望を失い、変質と屈服を深める既成の労働組合の支配に抗し、

現場からの怒りの声が噴出し、労働運動の新しい潮流が生まれ出ようとしています。

労働組合がいかなる役割を果たすことができるのかが問われています。
 

歴史は大きな転換点に立っています。

今何よりも求められているのは、現場から闘いをつくりあげることです。

不一致点は留保し、一致点を拡大してその闘いを全国的なネットワークにつなげることです。

労働者の団結した力が時代の最前線に登場しなければいけないときが来ました。

労働者の団結した闘いこそが歴史をつくり、社会を変革する力です。

団結を取り戻し労働組合を甦らせよう。

自らのもつ力と可能性を自覚し、誇りを取り戻そう。

私たちは11月労働者集会に向けて三つのことを訴えます。

第一に、全ての労働者の権利と未来をかけ、労働運動復権に向けた最大の課題として、国鉄闘争全国運動を全国の職場・地域に組織することです。

第二に、資本主義の矛盾が、一方で労働者への首切り、賃下げ、外注化、非正規職化攻撃となり、他方で改憲と戦争の危機となって襲いかかっている現実に対し、正規・非正規、官・民の分断を打破して職場から闘いを組織することです。

民営化・労組破壊攻撃粉砕、派遣法・非正規職撤廃、改憲・安保・政治反動に反対する怒りの声を結集しなければなりません。

第三に、労働者の国際連帯闘争を大きく発展させることです。今ほど万国の労働者の団結した力が求められているときはありません。
 

志を同じくするすべての皆さんの賛同と参加を心よりお願い申し上げます。

11月7日正午/日比谷野音

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メキシコ湾原油流出事故の原因も 組合排除と外注化

週刊『前進』(2450号5面4)(2010/08/02 )

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(写真 猛毒の危険のただ中で除去作業に携わる労働者にはガスマスクの着用すら認められていない)

メキシコ湾 今も原油流出続く巨大事故

BP資本と一体のオバマに怒り

 強引な開発推進

今回の原油流出は史上例のない超巨大事故だ。
 

栃木県の面積に匹敵する水面が油で覆われている。

特に重大なことは、BPが海面に散布した分散剤の作用で油が微粒子状になり、

海面に見える量の数倍、数十倍が水面下を漂っていることだ。
 

3カ月も大量流出を続けたあげく、

7月15日になってBPは、油井のパイプにキャップをかぶせて流出を止めることに成功したと発表した。
 

だが出口をふさいだ結果、パイプ内の圧力が高まるはずなのに、

予想よりはるかに低いままだ。地下のパイプが割れ、新たな流出が始まっているといわれている。

流出が本当に止まるかどうか、予断を許さない。
 

この事故は起こるべくして起きた。
 

高圧、高速で原油が流れるパイプの振動を抑える固定具は21本必要なのに6本しか取り付けなかった。

経費節減・工期短縮のためだ。

ガス噴出防止具も作動しない状態だった。

非常ベルは、鳴るたびに作業が中断するからとスイッチが切られた。

爆発の日、センサーはガスを感知していたが、ブザーは鳴らなかった。

 外注化に元凶が

また、掘削台の所有と運用がトランスオーシャン社に外注されたのを始め、

作業の多くが外注化されていた。
 

オバマは最初からBPと一体だった。

事故後の処理もBPに指揮を執らせ、

事故を小さく見せるための悪質な薬剤散布などを野放しにしている。
 

オバマは、大統領選挙の時、BPの最大の献金対象だった。

就任後は、石油支配のためのイラク・アフガニスタン戦争を拡大している。
 

09年4月、裁判所が海底油田開発に差し止め仮処分命令を出したが、

これに対してオバマ政権は、

特にBPの海底油田開発については仮処分を撤回するようにとの申請書を出した。
 

そして今年3月31日、オバマは政策転換を大々的に発表した。

90年にブッシュ(父)大統領によって禁止された新規海底油田掘削の解禁だ。

 除去作業の危険

原油流出のため、海岸から相当離れた場所でさえ、ガス成分の影響によるめまい、頭痛、皮膚の刺激感などの症状が出ている。

浜辺や海上で働く労働者は、さらに濃度の高いガスにさらされる。
 

特に危険なのが、分散剤の一種、コレグジットだ。

これは、石油を微細な粒にして、海水に溶け込ませるものだ。
 

BPがこれを使う目的は、水面上に現れた原油を少なくし、事故の規模を小さく見せるためだ。
 

コレグジットには発がん性があり、

また赤血球の溶解、内出血、肝臓・腎臓障害、めまい、頭痛などを起こす。
 

だがBPは、除去作業のための雇用契約書に「記者に話をしない」という条項をつけ、

作業の危険性を隠そうとしている。

さらには、ガスマスクを支給せず、

自前のマスクの着用さえ、解雇で脅してやめさせている。
 

海岸線では、刑務所受刑者を

1日12時間、週6日間、猛暑と有毒な環境の中で働かせている。

受刑者の雇用には政府から補助金と税の控除が付けられている。
 

海上での除去作業には、

汚染のために漁場を失った漁民を漁船ごと雇用しているが、

契約書には「BPに対する補償要求裁判を起こさない」という条項がある。
 

4月20日の掘削台爆発事故で死亡した11人の労働者の遺族に、

BPは「海上事故は陸上とは別の法律が適用される」「慰謝料は必要ない」と主張している。
 

BPは分散剤コレグジットの成分の発表を拒否している。

「知的所有権」が拒否の理由だ。
 

そして補償金の支払いさえ、他の請負会社に外注化し、

申請者に圧力をかけさせ、

支払いの徹底的な遅延、金額の縮小をやらせている。
 

この居丈高なBPと一体のオバマ政権への怒りも沸騰し、

重大な政治危機が始まっている。

 労組幹部の屈服

今回の事故が発生した掘削台の職場には労働組合がなかった。

BPは、高度な技術が必要な油田開発・掘削部門までも外注化し、

それによって組合を職場から排除していったのだ
 

BPの精油所部門はUSW(全米鉄鋼労組)が組織している。
 

BPを始めとする巨大石油資本の石油施設で、

今年4~5月だけで13件の火災が起き、

19人が死亡、25人が負傷したことに対して、

USWは安全問題で団体交渉を申し入れた。

だが、経営者団体は、

「安全問題は対立的問題ではなく、労使協力して取り組む問題だ。団体交渉の問題ではない」

として交渉を拒否した。
 

大事故を連続して起こし交渉さえ拒否する資本に、

全米の労働者の怒りは高まっている。
 

そのうえでUSW指導部の問題が大きい。

彼らの路線は、米資本の国際競争力向上によって雇用を確保するというものだ。

これでは合理化、外注化と闘えず、安全は守れない。
 

ナショナルセンターAFL-CIOのトラムカ会長も

UMW(炭鉱労組)委員長だった時から裏切っている。

1985-86年、マッシー社のUMW支部は激しい暴力的襲撃を含む労組破壊にストで闘ったが、

トラムカはUMWの伝統を破り、

全米炭鉱ストの動きを抑圧した。

その結果、マッシー社の労組は破壊され、

数千の安全規則違反がまかり通るようになった。

そして今年4月5日、

マッシー炭鉱で1970年以来最大の爆発事故が起き、

29人が殺された。

 労働組合奪還へ

今こそ、既成指導部から労働組合を奪還する時だ。

国際連帯こそ、その勝利を切り開くテコだ。
 

アメリカ労働者階級と連帯し、

動労千葉の反合・運転保安闘争路線をあらゆる職場で創意的に貫き、

11月労働者集会への大結集をかちとろう。

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山陽新幹線の事故の原因はJRの発表と違うぞ 

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お盆に新幹線に乗る人

JRバスも危ないが新幹線も危ないということを理解して帰省してください

週刊『前進』(2450号2面3)(2010/08/02 )http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no10/f2450.htm#a2_3

山陽新幹線事故弾劾する

事故原因は保線の外注化 労働者へ責任転嫁許すな

実際に作業していたのは孫請け

7月22日午前4時過ぎ、山陽新幹線の線路上で保線作業をしていた列車同士が衝突・脱線する重大事故が起きた。
 

事故は新神戸―西明石間にある須磨トンネル(長さ約2・4㌔)内で起きた。

レール上を往復してレールを研磨するレール削正車(停車中)に、

トンネル内のすき間にコンクリートを流し込むトンネル保守用車(8両)が衝突し、

保守用車の3、4両目が脱線、保守用車の運転士が負傷した。

現場は午後2時半まで不通になった。
 

事故の第1の問題は、何よりも保線業務の外注化にこそある。
 

レール削正車とトンネル保守用車を所有していたのは、

それぞれJR西日本のグループ会社であるレールテックと大鉄工業だ。

さらに、トンネル保守車両で実際に作業していたのは、

大鉄工業がさらに外部委託した孫請け会社だった。

しかも、保守用車の運転作業と、

コンクリートを流し込む土木作業はそれぞれ別の会社に委託されていた。
 

JR西日本の保線で働く国鉄労働者は

「まさにオール丸投げ。現場はバラバラで、事故が起きる典型的パターンだ。鉄道業務を外注化したら必ずこういう事故がおきる。このままではまた事故はおきる。背筋が寒くなる思いだ」

と警鐘を鳴らしている。

JR西日本は「大鉄工業が孫請けに作業を丸投げしていたことを把握していなかった」としているが、

そんなことはありえない。

責任逃れのための大うそだ。
 

事故の一切の責任はJR西日本にある。

JR西日本は「保守用車のスピード超過」「衝突防止装置が作動しなかった」などと

事故責任を下請け―孫請け、現場労働者に転嫁し、

刑事責任さえ負わせようと躍起になっている。

26日に会見した佐々木隆之社長は

「オペレーター(運転士)の作業に問題があった」と言い放った。

絶対に許せない。
 

新幹線での保守用車の作業には運行ダイヤが組まれる。

ダイヤ設定と運行管理の責任は当然にもJRにある。

この点を避けて今回の事故原因を語ることなどできるわけがない。

JR西日本は対応策として

「作業の責任者、運転者への再教育」「衝突防止装置の一斉点検」をあげているが

責任逃れもはなはだしい。

同じ線路上での保線作業が複数の子会社(さらに孫請け会社)に丸投げされていることが根本的に間違っているのだ。

他方でJRが直接、下請け―孫請けの作業を指揮・命令したら典型的な偽装請負だ。

7・22事故は、鉄道業務の外注化そのものが完全に破綻していることをさらけ出した。

「新幹線安全」はまったくの虚構

民主党政権は、新成長戦略の柱に新幹線輸出を据えている。

「1964年の開業以来、死者ゼロ」と新幹線の安全性を最大の売りにしているが

こんなものは虚構だ。

現場の鉄道労働者は何人も殺されてきた。
 

東海道新幹線開業直後の64年11月には、

線路内で作業をしていた保線労働者10人が「こだま」にはねられ5人が死亡。

98年、99年には今回と同じ山陽新幹線の保線工事で、

保守用車同士の追突事故が2回も起こり計6人が重軽傷を負った。

営業車両の脱線・転覆一歩手前の重大事故も数多くある。

95年には東海道新幹線三島駅で旅客の死亡事故が起きた。
 

また、新幹線のインフラは突貫工事・手抜き工事で脆弱(ぜいじゃく)であることが指摘され続けている。

トンネルや橋脚からのコンクリート崩落が相次ぎ、

99年には重さ200㌔を超すコンクリート塊が走行中の「ひかり」を直撃し屋根が大破した。

JRの民営化体制は、あらゆる面から破綻をさらけ出している。
 

闘いなくして安全なし! 

労働者への事故責任転嫁を絶対に許すな!

再び動き始めたJR東日本における検修業務全面外注化を阻止する闘いを国鉄全国運動の中心に据えて闘おう。

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光州蜂起も天安門事件など民主化運動のポイントは労働者のヘゲモニー

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(写真 歴史的な五・四運動の日に天安門広場を埋めた巨万の中国学生・労働者人民【1989年】)

国際労働運動9月号よりhttp://www.zenshin.org/com/ilm_back_no/ilm_409.htm#a2_3

中国共産党支配揺るがす自主労組

 天安門事件の大虐殺乗り越える闘い

 □自主労組結成運動の歴史的始まり

5月中旬から始まった広東省仏山市の中国ホンダ工場の青年労働者のストライキは、

ホンダ関連の部品工場のストライキに広がり、

日系資本の中国子会社や合資企業のストへ連鎖した。

トヨタの部品請負会社デンソーの中国広州工場のストライキで、

トヨタ広州工場の操業がストップする事態も起きている。
 

青年労働者は、各工場、各地方で自主労組を結成し、

中国共産党・スターリン主義の労働者支配の根幹をなす御用労働組合で、

労務担当の行政機関というべき総工会(工会は中国語で、労働組合の意味)との激突を勝ち抜いて、

ストライキに勝利している。
 

自主労組の結成は、総工会による労働者支配、

ひいては中国スターリン主義の労働者支配を根底から揺るがしかねない事態だ。

中国労働運動の画期的な闘いであり、

中国スターリン主義打倒にいたる新たな闘いである。
 

ところで中国で初めて自主労組が結成され、

弾圧されたのが天安門事件であった。

これを振り返りながら、今日起きている事態の大きさと歴史的意義を明らかにしていきたい

(天安門事件に関する自主労組の事実関係は、石井知章明治大学経営学部教授の研究に多くを依拠しています)。
 

総工会は、中国革命(1949年10月1日成立)の勝利の後に

中国共産党(スターリン主義)が労働者を組織し、統制するための機関としてつくられた。

その位置づけやあり方は、時の政府の方針によっていろいろ変化しているが、

その労働者の統制機関としての性格は、基本的に変わっていない。
 

1978年12月、中国共産党十一期三中全会で鄧小平は党の実権を掌握し、

鄧小平を最高実力者とする鄧・胡耀邦・趙紫陽の体制で

「改革・開放」政策を本格化させた。

経済改革と政治改革の一体化が鄧小平自身によって提起され、

80年代の半ば以降、趙紫陽が主導する形で政治改革が進められていた。
 

こうした政府の動きの中で、多くの知識人や学生の「民主化」運動が80年代後半に活発になる。

86年以降には、民主化を求める学生の街頭デモが激化していく。

87年1月に経済の過熱成長と民主化運動の爆発を抑えることができなかった責任を問われて胡耀邦党総書記が失脚し、

趙紫陽が党総書記代行となった。

87年に趙紫陽は、「党・政の分離」を方針とし、

行政機関における党組織の廃止を打ち出すにいたる。

この結果、末端の工会も党の直接の統制から相対的に自由になっていった。

 □天安門事件と自主労組

そして89年6月4日の天安門事件に発展していく。
 

78年の改革・開放政策開始以来の10年間で、

都市住民の生活物価指数は88・7%上昇しており、

インフレ率は88年は20・7%にも達し、

87~89年にはこのインフレ率の高騰により実質賃金が25%も減少していた。
 

しかも88年時点で労働契約制のもとにある労働者1080万人のうち、

労働契約期間切れで退職を余儀なくされた労働者は6万人であったが、

そのうち2万8000人が転職に成功したものの、

3万2000人が失業していた。
 

また88年の時点で、都市における労働者のうち2000~4000万人が

在職失業者(レイオフ)に転じるという深刻な社会問題が生じていた。

こうした中で、浙江省の繊維工場におけるストライキ・デモを皮切りに、

中国の各地で「低賃金」「長時間労働」などを理由にストライキが勃発した。

こうした背景で階級的な激動が大いに進んだ。
 

89年4月15日、胡耀邦が病死し、

葬儀の花輪を持って300人の学生たちがデモをして天安門広場に集まり、

「民主化」を政府に要求した。

学生が指導する天安門広場での運動に、労働者も合流していく。

「五・四運動(1919年5月4日)70周年」の5月4日、さらに5月17、18日には

広場を埋めつくす百万人の大集会となった。

総工会の一部の職員も、学生のハンストを支持して、

赤十字に10万元の寄付をしたという。
 

5月18日、自主労組の結成が始まった。

中華人民共和国建国以来、初の自主労組である工自連(北京労働者自治連合会)が結成され、

「民主主義を求め」「独裁を引きずり下ろし」「共産党を監督する」ことを掲げて、

労働条件の改善を求めて学生と行動をともにした。
 

工自連が結成された翌々日の5月20日、李鵬首相が戒厳令を布告した。

だが北京にいた軍隊は労働者と交流があり内部に動揺が広がり動員できなかった。
 

4月下旬に陳雲(中国共産党八大元老のひとりで1925年入党の実力者)は鄧小平らに以下の書簡を送った。
 

「学生運動を鎮圧するために断固たる行動をとらなければなりません。さもなければ、運動は単に拡大するのみであり、もし労働者がこれに参加すれば、その結果はわれわれの想像のできないものになるでしょう」

と恐怖心もあらわに書いている。
 

中国共産党指導部が一番恐れていたのが労働者の決起であった。

それが総工会の統制の外で始まっていた。だから戒厳令だったのだ。
 

工自連の結成の後、上海、長沙、杭州、合肥、フフホト、済南、南昌、蘭州、南京、西安、鄭州など中国各地で

自主労組が続々と結成されている(工自連は最初から自主労組をめざしたのではなく、結成前に総工会などへの加入を求めていたが「非合法」組織としてはねつけられた)。
 

戒厳令の発令以来、連日、工自連はこの戒厳令に反対するデモを繰り広げた。

彼らのビラは日を追うごとに先鋭化し、

中国政府を「スターリニストの独裁」とあからさまに批判し、

「われわれは鄧小平を歴史の舞台から葬り去るために団結しなければならない」と断言するにいたる。
 

次第に工自連は、指導部である学生代表らが工自連の要求に無関心であるばかりか、

労働者の権益を擁護し、実現する上で阻害要因になっているとさえ感じ始める。
 

工自連は5月28日に、工場と商店の閉鎖を提唱したが、学生側は、

この運動が「学生中心」であると主張し、

工自連がストライキを打つことを絶対に許さなかった。
 

あくまで「愛国運動」「民主化運動」であろうとする学生と、

「政府の打倒」を掲げてゼネストをも志向するに至った労働者の間に

方針の相違が生まれていたのである。
 

一方で総工会は、「少数者が労働者組織を名乗っている」として

「労働者を職場に戻す」ことを訴えた。

だが少数どころか工自連の組織拡大の勢いはとどまるところを知らず、

労働者の熱烈な共感と支持を受け、

天安門事件前夜の6月3日にはそのメンバーは2万人にも膨れ上がっていた。

革命情勢そのものである。
 

鄧小平は、楊尚昆軍事委員会副主席直系の第27軍を動員し、

6月4日早朝に装甲車と戦車を先頭に天安門広場を襲撃した。

学生・労働者はバリケードを築き、火炎瓶と投石で英雄的に戦いぬいたが、

戒厳軍の銃撃による血の弾圧に数千人が犠牲となった。

人民解放軍による労働者・学生に対する大虐殺が強行された。
 

中国スターリン主義にとって、学生の「愛国運動」「民主化要求運動」の水準を超えて、

「スターリニストの独裁」を批判し

「鄧小平打倒」を掲げた労働者自主労組の組織2万人が

首都・北京で連日デモや集会をし、

ゼネストまで構えている事態は絶対に看過できないことであった。

しかもその数は日々膨れ上がっていた。
 

中国共産党・政府はその労働者の階級的な団結と闘いの発展の中に、

スターリン主義打倒のプロレタリア革命の未来を見たのである。

彼らが徹底した労働者の虐殺を行った最大の根拠がここにあった。
 

この天安門事件を受けて1992年に新たな工会法が制定され、

「総工会」を唯一の合法労組とすることが規定された。

つまり自主労組は絶対に非合法なのだ。

ここには天安門事件での自主労組の登場に恐怖し、

それを二度と許さないとする中国スターリン主義の強烈な意志を見て取ることが出来る。
 

工会のあり方も、「党政の分離」は趙紫陽の誤った方針として完全に否定され、

中国スターリン主義の労働者支配の機関として逆に強化されていくようになった。
 

天安門事件以降、中国スターリン主義は経済での「改革・開放」政策は急速に進めながら、

政治改革はストップさせ共産党の独裁、愛国教育の徹底、

そして工会を通じた労働者支配の強化を進めていった。

 □新たな闘う労働運動と自主労組の闘い

労働者の団結と闘いを圧殺した上で満展開された新自由主義的政策のもとで、

中国の経済的な「発展」が異常なテンポで進んでいった。

今や中国はGDP世界第2位の国になった。

天安門事件は、

労働者の階級的闘いの背骨をたたき折ってその後の中国共産党体制の延命を図ったものであり、

本質的に日本の国鉄分割・民営化と同じ性格を持つ攻撃だったと言える。
 

だがこうした中国スターリン主義のあり方が今、その体制的危機を深化させ、

新たな労働者の闘いと団結を生み出している。
 

広がる格差の拡大は、もはや天安門事件の時代の比ではない。

社会不安が危険水域に入っているとされる。

急激なインフレと物価高が中国を襲っている。

労働者の生活は、ますます逼迫している。

他方で都市の失業率は実質8%ともいわれ、

失業者の増大は、大学生の就職難も含めて、深刻な事態となっている。

若者は未来の展望が見えない。
 

こうした中で年間10万件ともいわれるストライキや労働争議が、

中国全土で多発している。

しかし総工会のもとでのストライキは皆無であり、

このすべてのストライキは、総工会が存在しないか、その統制を外れて爆発している。

総工会による労働者支配の破綻が現れている。
 

2億2500万人以上といわれる農民工が都市に流入してきている。

彼らの多くは斡旋業者を通じて仕事を探す。

企業と斡旋業者の間に労働契約があっても、

斡旋業者と農民工、あるいは企業と農民工の間には労働契約がないケースがほとんどである。

こうなると農民工は正規の労働者とは見なされず、

労働法を無視した低賃金と長時間労働を劣悪な労働条件で強制され、

しかも簡単に首を切られる。

ピンハネも日常茶飯事。

総工会に入れる農民工は限られている。

だが労働争議は、実際にはこうした組合にも入れない農民工の現場労働者の闘いとして爆発していることが多い。
 

今や外資系企業などで一般化している実習生というあり方も、

こうした流れのひとつだ。

農村出身の若者を、専門学校に所属させ、

学生という身分で(すなわち労働者ではないということで)労働法の対象外として奴隷労働を強制するやり方をとる。

そして何年も低賃金で使う。

こうした現実に対してホンダやトヨタの青年労働者が闘いに立ち上がったのである。

彼らの多くが実習生だった。

Photo_2

鄭州の自動車修理の専門学校では、

実習生が自殺の相次ぐ富士康への実習を拒否する抗議行動に立っている。
 

今、中国で起きている青年労働者の闘いは、

天安門事件の時の労働者の闘いを引き継ぎ、

総工会や権力の暴力的支配体制と真っ向から対決している闘いである。

中国スターリン主義打倒までやまない闘いの始まりである。

スターリン主義によって一度圧殺された労働者の怒りと団結の闘いが、

今再び甦り、爆発しているのである。
 

新たな国鉄全国運動は、国鉄分割・民営化を徹底弾劾する闘う労働者の運動であるがゆえに、

天安門事件の大虐殺を乗り越えて闘おうとする中国の労働者の闘いとの国際連帯を可能にする。

国鉄闘争を爆発させ、国際連帯の闘いを今こそ徹底的に進めよう!
 (河原善之)

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広島は熱かった

行きは よいよい 帰りは恐い

帰りはJR高速バスで あやうく 死にかけましたが

労働者の安全に命をかけた労働で ヒヤリですみ命拾いできました

オヤジは2階建てバスの1階のちょうど 前方と運転席がみえる席にたまたま座っていたんです

3回トイレ休憩で アルコールに疲れて熟睡しきっていたのを起こされ 動かない体にむちうって ビジネス症候群になってはいけないと 歩きました

最後の休憩の後は 寝るな というのか ランプが消えないから 座席も倒せない

それで なにげなく 運転手の運転をながめていたら すごいんですね

オヤジも大型免許もっていて 人乗せて 高速走ったことあるけど さすがJRバスの労働者はプロの運転だな 見とれてたんです

深夜2時3時の 名神 東名の高速は 覚酊走行で あっちフラフラ こっちフラフラの車がかならずといっていいほど 東京につくまでに 10台はいます

オヤジも おなかに何か入れる ちゃんと事前に睡眠を確保していないと 覚酊走行に入ります

だから大勢の命を預かる 深夜の高速走行はしたくない

それだけでなくオヤジの運転は 恐いと トレーラーのプロからさとされたこともあります

急ブレーキを踏むと後ろから鉄骨が運転席に突き刺さってくるので 

安全はいかに車間距離をとるかの世界だから 体に染み込む

そういう労働者からみると オヤジの運転は危ないそうです

そのオヤジもですよ 一応プロですから

にわかドライバーのマイクロバスは恐い!

だから恐怖心を麻痺させるために アルコールを入れて トットと 眠りますが  

ハハハ またアルコール依存症の人は なんとでも飲む口実をつくるそうですが オヤジも同じ域に 入ってきましたね

鈴木亜久里などスピードの極限の世界で勝負しているF1レーサーは

一般道路は危なくて走りたくないそうだ

逆説的な言い方でですが それほどレールより危険が満載な一般道路

で高速道路はもっと恐い空間

その高速から高速に乗り換えの急カーブで事件は起こりました

目の前15mを走っていた 軽自動車が 急カーブの壁に危うく激突しそうとなりました

ずっと注目していたわけではありませんが 

スピードの出しすぎでカーブを曲がりきれないのではなくて

高速道路を走っていて覚酊走行となり(半分脳が眠っています)急カーブで壁が迫って慌ててハンドルを切って難をのがれた感じでした

激突していたら JRバスも 巻き込まれるところでした

ところがすごいのはバスの労働者

ちゃんとカーブでも車間距離とっていたのです

急ブレーキもかけることなく この緊急事態に余裕で対処していました

大阪に10分遅れで到着しましたから めちゃめちゃ あせってもおかしくないのにですよ

バス降りる時に 最後におりて 

労働者に おかげで命拾いしました 危ない運転をするのがいたね と話しかけたら

よくあることですよ 気付いていたんですか と胸をはってこたえていました

うしろからみてたらオヤジより若そうでしたが 同年輩の労働者でした

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中国労働運動の新たなうねり 新世代の青年労働者が軸に 外資系、国有企業にスト波及

久しぶりにテレビを見ました

クローズアップ 現代という番組で 中国のホンダでストに入っている青年達をみましたが本当に若いし 携帯とパソコンを武器にして新鮮でしたね

天安門事件の時は マスコミは煽動しまくりでしたが 

今度は帝国主義に即はねかえるものですから なんとも歯切れの悪い内容でしたね

そこで前進の報道を紹介します

週刊『前進』(2445号6面2)(2010/06/28 )

中国労働運動の新たなうねり

 新世代の青年労働者が軸に 外資系、国有企業にスト波及

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 (写真 ホンダに部品を供給するデンソー広州工場で6月21日、青年労働者1100人がスト)

5月中旬から始まった中国ホンダの広東の部品工場のストライキは、

ホンダ自動車の中国の全工場の操業停止を引き起こし、

6月初めに勝利した。

このストはホンダ関連の部品工場各社のストを呼び起こすとともに、

日系資本の中国子会社や合資企業のストへと次々に連続している。

さらには台湾系資本、韓国系資本にも飛び火し、

現在は中国トヨタにも及んでいる。

6月23日現在もなおトヨタの部品請負会社のデンソーの中国広州工場でのストが続き、

トヨタ自動車の広州工場の操業を停止させている。

ニュースとして表面化しているのは主に外資系企業のストであるが、

実際には中国の国有企業や民営化された元国有企業においても

スト、工場・道路封鎖、集団陳情などの闘いは激化している。

ホンダの部品工場のストが引き金になって

中国における新たな労働運動の波がうねりを開始したのだ。

中国ホンダの広東省仏山市の部品工場のストライキは、

「80後」「90後」(80年、90年後に生まれた)世代が自ら組織し、

企業工会(労組)や地元工会の圧力を跳ね返し、

大幅賃上げと工会の再編(自分たちで主席や役員を選ぶ)をかちとった鮮やかな勝利である。

何よりも際立つのは、前世代の農民工とは違って、

この農村出身の青年労働者たちは、

真っ向から低賃金労働、残業漬けの長時間労働と対決していることだ。

会社側に立つ工会の統制を蹴破ってストを組織し、

労働者階級の団結の力を信じて闘いぬき、会社側に要求をのませたのである。

新世代の農村出身青年は都市で生きようとしており、

労働と生活の条件を自分たちで切り開こうとして闘い始めている。

だからこそストは次々と連鎖したのだ。

この新世代の青年はいまや中国労働者階級の中軸をなすものとなっている。

彼らを先頭とする青年労働者の労働運動の展開の中に、

中国労働者階級の自己解放闘争が爆発していく巨大な展望が明らかにはぐくまれているのだ。

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(写真 5月17日からの賃上げ要求ストで中国ホンダ全工場の操業を停止させた広東工場の労働者たち)

 新自由主義展開が破綻へ

 今度のストライキが急速な発展を示しているのは、

中国におけるスターリン主義体制に支えられた

新自由主義政策に対する本格的で普遍的な青年労働者の反乱という問題だからである。

それはまさに世界共通の新自由主義政策による強搾取に対する

「生きさせろ」を掲げた青年労働者の階級的な決起なのだ。

この部品工場の青年労働者たちは

正式工員でさえ残業代を入れて1500元程度の賃金しかない。

また各企業は各地の工業学校などから実習生を導入しており、

それは日本での研修制度に等しい低賃金(900元程度)で、

残業漬けで、1部屋10人の3段ベッド生活を強要されている。

いずれもワーキングプアそのものなのだ。

こうした搾取が中国の製造業の外資企業では普遍化しており、

中国が「新自由主義の天国」と言われるゆえんなのである。

これに対する総反撃ののろしが本格的に上がったのだ。

中国における新自由主義政策の展開は、

膨大な農民を新たな労働者階級の隊列に加えるとともに、

巨大な展望をもつ労働者階級の反乱の切り口を開いてしまったのだ。
 

新自由主義政策が中国で展開することを許してきたのは、

中国共産党、中国政府だが、それを直接担ったのはその末端組織である中華総工会だ。

新自由主義はどこでも戦闘性をもった労働組合を破壊し、

労働者の闘争力を弱める中で貫徹されてきた。

しかし中国では総工会が外資の搾取の展開に対する労働者の不満や反発を抑えてきたために、

資本はやりたい放題をしてきた。

また外資に対抗するために国有企業においても、

工会の統制のもとで膨大なリストラや非正規雇用の多用など、

政府ぐるみの新自由主義が推進されている。

こうした総工会系工会の反労働者性を徹底的に暴き、

これを突き破って労組を自分たちのものにした青年労働者たちの闘いは、

中国労働者階級の自己解放の完遂の道がどこにあるかを指し示す高さをもっているのだ。

このホンダの闘いを見習って、

賃上げとともに工会の再編を掲げるストが相次いでいる。

この闘いは明らかに中国労働者階級にとって階級的労働運動の新たな幕開けを記すものとなるだろう。

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(写真 6月11日、広東省中山市にあるホンダの部品工場でもストに突入。

警官隊と対峙する労働者たち)

 世界の労働者の団結を!

 大恐慌が深まる中で、中国依存を深める帝国主義や資本にとって、

安価な労働力に依存するあり方はもはや成り立たなくなった。

しかも事はそんなに簡単なものではない。

中国における新自由主義展開の中で、

膨大な農民を新たに労働者階級にしつつ、

この新たな労働者階級の階級的反撃を抱え込むことになったのだ。

他方、中国スターリン主義は、

当初は外資のもとでのストについては静観する態度だったが、

ストが国有企業に波及すると直ちにスト報道に歯止めをかけ、

情報統制に入っている。

自前の工会設立の要求に対しても、

「実験」的に認めようなどという形で、

闘った労働者の取り込み策動を強めている。

しかし、労働者のストライキの勝利と団結の力を経験した労働者の大軍が形成されていく中で、

こうした小細工での抑え込みなど必ず打ち砕かれるだろう。

それは中国革命の歴史でいえば、

1927年の蒋介石による反共クーデターに敗北して以来の、

中国労働者階級の歴史的再起への切り口を開くものへと成長するだろう。

大恐慌のもとで世界的に労働者階級が奮起している中で、

この新たな中国労働運動の階級的決起は、

新自由主義にすがりつく帝国主義とスターリン主義に対する巨大な追撃である。

特に1978年の改革開放路線以来、

帝国主義の資本が中国へと流れ込み、

中国の膨大な超低賃金労働者を過酷に搾取することを最深の土台に成立してきた新自由主義の基本構造が、

今や中国労働者のスト決起で根底から崩壊し始めた。

この点でも歴史的情勢だ。

自国資本との対決を強めるためにも、

日本労働者階級は彼らの闘いとの団結を強めよう。

(刀根 大)

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