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メキシコ湾原油流出事故の原因も 組合排除と外注化

週刊『前進』(2450号5面4)(2010/08/02 )

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(写真 猛毒の危険のただ中で除去作業に携わる労働者にはガスマスクの着用すら認められていない)

メキシコ湾 今も原油流出続く巨大事故

BP資本と一体のオバマに怒り

 強引な開発推進

今回の原油流出は史上例のない超巨大事故だ。
 

栃木県の面積に匹敵する水面が油で覆われている。

特に重大なことは、BPが海面に散布した分散剤の作用で油が微粒子状になり、

海面に見える量の数倍、数十倍が水面下を漂っていることだ。
 

3カ月も大量流出を続けたあげく、

7月15日になってBPは、油井のパイプにキャップをかぶせて流出を止めることに成功したと発表した。
 

だが出口をふさいだ結果、パイプ内の圧力が高まるはずなのに、

予想よりはるかに低いままだ。地下のパイプが割れ、新たな流出が始まっているといわれている。

流出が本当に止まるかどうか、予断を許さない。
 

この事故は起こるべくして起きた。
 

高圧、高速で原油が流れるパイプの振動を抑える固定具は21本必要なのに6本しか取り付けなかった。

経費節減・工期短縮のためだ。

ガス噴出防止具も作動しない状態だった。

非常ベルは、鳴るたびに作業が中断するからとスイッチが切られた。

爆発の日、センサーはガスを感知していたが、ブザーは鳴らなかった。

 外注化に元凶が

また、掘削台の所有と運用がトランスオーシャン社に外注されたのを始め、

作業の多くが外注化されていた。
 

オバマは最初からBPと一体だった。

事故後の処理もBPに指揮を執らせ、

事故を小さく見せるための悪質な薬剤散布などを野放しにしている。
 

オバマは、大統領選挙の時、BPの最大の献金対象だった。

就任後は、石油支配のためのイラク・アフガニスタン戦争を拡大している。
 

09年4月、裁判所が海底油田開発に差し止め仮処分命令を出したが、

これに対してオバマ政権は、

特にBPの海底油田開発については仮処分を撤回するようにとの申請書を出した。
 

そして今年3月31日、オバマは政策転換を大々的に発表した。

90年にブッシュ(父)大統領によって禁止された新規海底油田掘削の解禁だ。

 除去作業の危険

原油流出のため、海岸から相当離れた場所でさえ、ガス成分の影響によるめまい、頭痛、皮膚の刺激感などの症状が出ている。

浜辺や海上で働く労働者は、さらに濃度の高いガスにさらされる。
 

特に危険なのが、分散剤の一種、コレグジットだ。

これは、石油を微細な粒にして、海水に溶け込ませるものだ。
 

BPがこれを使う目的は、水面上に現れた原油を少なくし、事故の規模を小さく見せるためだ。
 

コレグジットには発がん性があり、

また赤血球の溶解、内出血、肝臓・腎臓障害、めまい、頭痛などを起こす。
 

だがBPは、除去作業のための雇用契約書に「記者に話をしない」という条項をつけ、

作業の危険性を隠そうとしている。

さらには、ガスマスクを支給せず、

自前のマスクの着用さえ、解雇で脅してやめさせている。
 

海岸線では、刑務所受刑者を

1日12時間、週6日間、猛暑と有毒な環境の中で働かせている。

受刑者の雇用には政府から補助金と税の控除が付けられている。
 

海上での除去作業には、

汚染のために漁場を失った漁民を漁船ごと雇用しているが、

契約書には「BPに対する補償要求裁判を起こさない」という条項がある。
 

4月20日の掘削台爆発事故で死亡した11人の労働者の遺族に、

BPは「海上事故は陸上とは別の法律が適用される」「慰謝料は必要ない」と主張している。
 

BPは分散剤コレグジットの成分の発表を拒否している。

「知的所有権」が拒否の理由だ。
 

そして補償金の支払いさえ、他の請負会社に外注化し、

申請者に圧力をかけさせ、

支払いの徹底的な遅延、金額の縮小をやらせている。
 

この居丈高なBPと一体のオバマ政権への怒りも沸騰し、

重大な政治危機が始まっている。

 労組幹部の屈服

今回の事故が発生した掘削台の職場には労働組合がなかった。

BPは、高度な技術が必要な油田開発・掘削部門までも外注化し、

それによって組合を職場から排除していったのだ
 

BPの精油所部門はUSW(全米鉄鋼労組)が組織している。
 

BPを始めとする巨大石油資本の石油施設で、

今年4~5月だけで13件の火災が起き、

19人が死亡、25人が負傷したことに対して、

USWは安全問題で団体交渉を申し入れた。

だが、経営者団体は、

「安全問題は対立的問題ではなく、労使協力して取り組む問題だ。団体交渉の問題ではない」

として交渉を拒否した。
 

大事故を連続して起こし交渉さえ拒否する資本に、

全米の労働者の怒りは高まっている。
 

そのうえでUSW指導部の問題が大きい。

彼らの路線は、米資本の国際競争力向上によって雇用を確保するというものだ。

これでは合理化、外注化と闘えず、安全は守れない。
 

ナショナルセンターAFL-CIOのトラムカ会長も

UMW(炭鉱労組)委員長だった時から裏切っている。

1985-86年、マッシー社のUMW支部は激しい暴力的襲撃を含む労組破壊にストで闘ったが、

トラムカはUMWの伝統を破り、

全米炭鉱ストの動きを抑圧した。

その結果、マッシー社の労組は破壊され、

数千の安全規則違反がまかり通るようになった。

そして今年4月5日、

マッシー炭鉱で1970年以来最大の爆発事故が起き、

29人が殺された。

 労働組合奪還へ

今こそ、既成指導部から労働組合を奪還する時だ。

国際連帯こそ、その勝利を切り開くテコだ。
 

アメリカ労働者階級と連帯し、

動労千葉の反合・運転保安闘争路線をあらゆる職場で創意的に貫き、

11月労働者集会への大結集をかちとろう。

フタかぶせて流出は止まったとオバマはいうけど本当かね

メキシコ湾原油流出事故の全容についてはhttp://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E6%B9%BE%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E6%B5%81%E5%87%BA%E4%BA%8B%E6%95%85

敦賀の もんじゅ も危ないよ

事故起こったら 近畿圏全域 避難しなくちゃならない

でも できないでしょ

しかし 事故が一度起こっても 再開 ゴー だから

とにかく あきれていても駄目

反合・運転保安闘争路線で 労働組合を甦らせる

これしかない

実は オヤジの島も 危ない

これは じっくり 武装して 問題提起します

さて  高校野球 沖縄 興南 9対0で 圧勝しました

強いです!

今日も暑かった 熱中症にならないようにしなくちゃ

朝 波止場でのんびりしてる青年 軽ワゴンに自転車積んでる

おもしろそうなので話しかけると いまから 沖縄にいくのだそうな

気ままな自分探しの旅 

そこで 辺野古と晋君の話をして 

なにか みつかるといいねと盛り上がりました

きょうは coccoの強く儚い者たち http://www.youtube.com/watch?v=89e1mnE5F54

正しい やさしいになれ この歌詞がぐっときます ジュゴンの見える丘http://www.youtube.com/watch?v=wNKg-qjv5_I&feature=related

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