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11/8もんじゅ運転再開反対集会

久しぶりに敦賀まで行きました

カクマルや塩川派の連中の顔も久しぶりにみてきました

シクロオヤジは原発闘争で 美浜や大飯には行きましたが 高速増殖炉のもんじゅの闘争には行ったことがあるようで ないようで 記憶があいまいでしたが

白木浜について この景色には見覚えがないので 初めてだとわかりました

闘争に参加して一番驚いたのは もんじゅ闘争の中心部隊であった 大阪市職の青年部の隊列が殆ど 見当たらなかったことです

連合・自治労中央となった大阪市職の執行部にとって民主党とのパイプをいかに維持していくのか

事業仕分けで もんじゅの再開への予算をつけた民主党と一緒に寄り添っていくには 

青年部の労働者が これまでのように もんじゅ再開反対の集会に大挙参加する事などポーズとしても 認められないということでしょう

 

次に驚いたのは 午後からの 09もんじゅを廃炉へ!全国集会の内容です

原発反対福井県民会議の小木曽さんの問題提起と 

青森核燃阻止1万人訴訟の山田さんの問題提起は 

オヤジにとってはこの10年ほどのブランク 

反原発についての問題意識を取戻すために

必死で問題提起を学びつくそうとしましたが

そこが問題!日本の核燃料サイクル政策という 

元毎日新聞の科学論説委員であった淑徳大学教授のの横道さんの問題提起には

違和感を感じてしまいました

なぜか

地球温暖化対策に 原子力エネルギーはクリーンなもので 

温室効果ガスの削減に役に立つ という論理を 無批判に紹介していたから反発を覚えました

オバマや鳩山の温室効果ガス削減の論調とほとんど変わらない立場からの問題提起ではないかと思ったからです

集会に参加した労働者も同じ思いだったと思います

まずは横道さんの問題提起の概要を紹介しますので

この問題提起に青年労働者はどういう問題意識をもちますか?

シクロオヤジはなんでもかんでもケチ付けするつもりはありません

反原発で必死に闘っている労働者と同じ空間にいる連帯を感じながら集会に参加したのです

でもあの提起は受け入れがたかった

青年労働者は次の横道さんの問題提起をどのように感じるでしょうか

まず

1、基礎知識として核燃料サイクル(PBR)とはどういうものか説明がありました

 核燃料サイクルが完成すれば エネルギー源に困らないと 

 資源小国の日本がとった道は 躓きどうしだったが 

2、プルサーマルが 玄海原発3号機を皮切りに10年遅れで始動した

 地震国で危険だが 温暖化政策が追い風になっているが 

 玄海原発3号機でのプルサーマルでMOX燃料を燃やすのは問題が多く 再処理も難しい

 これは高速増殖炉実用化までの つなぎ役でしかなく メリットは少なく安全性が懸念される

3、では本命の高速増殖炉は もんじゅは 95年の冷却材のナトリウム漏れ事故で頓挫し

 技術的にも問題が明らかになり 欧米諸国は開発から撤退した 

 日本は引くに引けず 事業仕分けでも生き残って 2010年2月に運転再開するとしているが 

 さまざまな問題が山積しており 立ち往生し このまま廃炉になるとの 見方もある

4、稼動したとしても 六ヶ所の再処理工場の本格稼動は11年以降にずれこむし 

 今後も故障、トラブルはつづき 2兆円強かけても ガラス固化体の製造過程は中断したままで 再処理の展望はない

 ガラス固化体に成功しても 将来地下数百メートルに埋める 

 と一時的に六カ所に保存するとしているが

 このまま50年くらいは そのままにしておくかもしれない

 どこも手を挙げる自治体はないからです

 年900から1000トンの使用済み核燃料を 

 六ヶ所と各原発に置いておく というのも限界に近づきつつある

 なにより再処理は高くつくし 究極のごみ の処分をどうするか

 決まらないまま たまりつづけている

5、もんじゅは活断層のうえに立てられている

 地震国日本で原子力開発は危険この上ない

 日本列島は地震の活動期に入っているのに53基の原発が

 しかも1ヶ所に7基も集中し

 東海地震の震源域には浜岡原発が

 柏崎原発は幸い余震が少なかったので事なきをえたが

 浜岡に震度7がきたら3号機から5号機は運転してるから大事故になりかねない

 老朽化した1,2号機は廃炉になるが

 全国でも60年運転の高齢原発時代になってきており危うい 

 核燃料サイクルにも地震の陰が もんじゅも 六カ所も 活断層の上だから危うい

6、核燃料サイクルの何が問題か

 私は毎日新聞論説委員(科学)だったが論説で問題提起したら様々な圧力がかかってきた

 虚偽報告、トラブル隠しで 原子力への信頼が揺らいでいる

 でも「絶対安全」と原子力ファミリーは地元説得にやっきだ

 自治体がゴーサインを出すのは多額の交付金がついて回るから

 原子力安全行政にも問題がある

 チェックする経産省下の保安院、それをチェックする内閣府下の原子力安全委員会

 どちらも規制する部門が行政の下にあり独立していない

 民主党も核燃サイクル堅持で 

 社民党は反対だが

 原子力施設をかかえる自治体の政策変更への猛反発があるから

 政治が前面に出て英断をくださないかぎりズルズルと事態は進む

 もはや プルトニウムは負の遺産です

 日本が抱える28トンのプルトニウム

 米国は商業用再処理施設、高速増殖炉の建設を断念した

 英国やドイツも高速増殖炉から手を引いた

 何故日本がこだわっているのか

 軍事用に転用するのではないかと外国の懸念がある

7、温暖化防止は原子力には追い風となっているが?

 原子力ルネッサンスの言葉がでるほどです

 欧州も揺れ動き 脱原発のドイツでも見直しの議論が再燃し

 米国で30基、アジアでも原発に傾斜しています

 日本の原発設備稼働率アップは思うように進んでいないし

 事故がおこればCO2排出量の大幅増という危険がはらみます

 私はみなさんとちょっと異なって 今ある原発は安全に

 これ以上いらない という立場です

 原子力から徐々に距離をおく

 太陽光、風力、地熱発電や微生物などに力点をおくべき

 未来は私たちの行動で変わりうる

 という提起でした

 ウーン この提起はこの集会にはちょっとひどすぎるのでは

 まだ 亡くなったタカジンにかわって小林さんとか裕章さんとか、原子力資料室の人がやるほうがましだと思ったけど

 資本主義は終わっている 労働者階級の力で止めをささなければならない

 この立場にたたない議論に期待しても ないものねだりかな

 あらゆる意味で われわれが労働運動の主流派にならないかぎり問題は解決しない

 反原発で やきもきしてもはじまらない オーソドキシーにやるしかないと

 中核派(=究極のエコロジスト党派)と一人合点しているシクロオヤジとしては 

 危機感をもちました

 よし自転車でエコロジーに 

 ますます磨きが入る一日でした

 資本主義は終わっている 世界恐慌を世界革命に

 ラジカルですが この立場こそが本質的にもっともリアルに物事に迫ることができます

 そういう立場で もんじゅ闘争に決起している労働者階級と結合していきましょう

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