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底が抜けたバケツに水を注ぐオバマこそ ドル崩壊の仕掛け人

今から引用する島崎論文を理解した君は、すでにどんなエコノミストよりも世界が見えています

 麻生やマスコミは ことここに至っても、景気は底をうったなどと 事実をみない

 願望を 事実と 本気で取り違えている 観念論者だ

 というか 資本家は結構シビアにとらえていて 表ではそういっていますが これは労働者の首を切って自分が生き残るための方便

 本当は労働者が真実に気づいて お前たちはもう用なしだ と三行半をつきつけられるのではないかと心底 ビクビクしているんじゃないかな

 こんな奴等に 君は自分の生活=人生を預けて 地獄に堕ちますか

  おっと なんか占い師みたいな脅迫になってしまいました

 つい長年のお説教癖がでましたね 

 反省!

 景気は底をうってない  どころかこれから本格的な恐慌に入ります

 港のシクロオヤジは確信している

 1ヶ月後 どちらが 正しかったか 直ぐに 結果は でますから

 港のシクロオヤジが言ってることが正しかったよね と君が思ったら 君の人生を悔いな

く生きるために 前進は ブログで タダ読みするのでなく ちゃんと定期購読してよ

  

週刊『前進』(238841)(2009/04/20

 「禁じ手」発動はオバマの墓穴

 FRBの国債購入/「粉飾会計」も容認

  世界大恐慌がいよいよ本格化

 島崎 光晴

 オバマ政権は3月末から4月初めにかけて、恐慌対策を次々に発動。FRB=中央銀行が米国債を買い取ることを決めた。また、時価会計を緩和して金融機関が資産評価を勝手にやることを容認。二つの禁じ手で、米帝の財政・金融など経済すべてに対する信用は崩れ、何よりもドルへの信認は崩壊。オバマのこの恐慌対策は、世界大恐慌がいよいよ本格的に爆発していく画期をなす
(写真 3月19日の全米デモに続き、4月3日にもアメリカの労働者階級・人民は「ウォール街と戦争にこれ以上金をつぎ込むな」「仕事をよこせ」と叫んでニューヨークのウォール街デモに決起した)

 自動車産業で過剰資本露呈

 一段と進む住宅バブルの問題!

 住宅バブルの崩壊が一段と進んでいる

主要10都市の1月の住宅価格は前年同月比19・4%下落

しかし06年春のピークからの下落率は30・2%、今後まだ何年にもわたって下落しつづけていく
 昨年1012月期には住宅ローンの延滞率は7・88%、差し押さえ率は3・30

全米の住宅ローンの約9件に1件で返済が行き詰まっている
サブプライムローンを組んだ人の半分近くが、住んでいる家からたたき出されそうになっているか、すでにたたき出されている

こうした住宅バブル崩壊を機に、実体経済は急降下

特に個人消費の柱をなす自動車販売台数は、2月には前年同月比41・4%減

GMの生産台数は、前年同期の3分の1にまで激減
 自動車販売激減で、GMの赤字は308・6億㌦(約3兆円)に

債務超過額は861億㌦(約8・4兆円)に

実質的には完全に破綻

米政府は、GMに60日以内の再建計画見直しを求め、クライスラーには30日以内のイタリア・フィアットとの提携合意を求めた
 現在の大恐慌の基底をなしているのは過剰資本・過剰生産力状態である

それは自動車産業を最大実体としている

米・日・欧すべてがそうだ

アメリカの29年大恐慌も、自動車産業での過剰資本が最大実体だった

米自動車産業は1925年に、米製造業内で第1位となった

29年大恐慌では、自動車とその関連産業であるタイヤ・鉄鋼・石油などでの過剰生産能力が劇的に露呈
 第2次大戦後の帝国主義は、このアメリカ的生産力水準を平準化しつつ発展

74

75年世界恐慌によって過剰資本状態に陥った

それ以降、IT化などと称しつつも結局は自動車を基軸とし頂点にした生産力水準を超えられないまま、現在の世界大恐慌に突入した

29

年大恐慌から80年を経て、またも同じ自動車産業を最大実体にして大恐慌に陥る

資本主義の生命力が完全に失われている、ということではないか!

 大銀行の救済に労働者の怒り

 金融面では、大手銀行が実質破綻

米政府が何波にもわたって公的資金の注入を繰り返すという惨状
 2月末には米政府がシティ株の36%を保有、3度目の公的資金の注入、事実上の政府管理下に置かれた
 世界最大手の保険会社で昨秋に政府管理下に入ったAIGは、もっと破綻的だ

08

年通年の赤字は993億㌦弱で、それ以前の22年間の利益合計(約991億㌦)を帳消しにするほど巨額になった

3月初めに4度目の政府支援、資本注入額は合計700億㌦

株価は1㌦を割っている

ニューヨーク株式市場では1㌦割れが続くと上場廃止

この基準を変更して延命させようとしている
 この銀行救済策に対し、米労働者階級の怒りが沸騰している

AIGの幹部社員に、1億6500万㌦もの賞与が支払われる

2月に成立した景気対策法で、公的資金の注入を受けた企業が支払う報酬に上限を設けたが「過去にさかのぼって適用しない」という一文がオバマ政権によって追加された
 これに対し3月19日には35州で「銀行を救済するな」のデモが闘われ、100万人以上が参加

 財政規律とドル信認崩壊へ

 オバマ政権は、ありとあらゆる恐慌対策を講じて、それが効を奏さないなかで、ついに禁じ手の対策に出はじめた
 一つは、中央銀行であるFRBが米国債を買い取るという非常手段である
 2月に7870億㌦の景気対策、750億㌦の住宅ローン差し押さえ対策

昨年10月から、3月までの半年間で財政赤字がすでに9567億㌦(96兆円)に

前年の約3倍

このため、新規国債発行は2兆㌦に迫る

しかし、消化しきれるのか

米国債が国内外で買われなくなると、米経済は真の意味で崩壊する
 切羽つまった3月18日にドル紙幣を発行する中央銀行であるFRBは向こう半年で3000億㌦の米国債を購入することを決めた
 ドル紙幣を印刷すれば、いくらでも米国債を買い取れる

「財政規律」が失われるのだ

実体経済とかけ離れて通貨供給量が増えるので、インフレ

だから、中央銀行は戦時以外ではやってはならないこととされてきた

第2次大戦下では長期国債をFRBが大量に買い支えたが、戦後の1951年にこれをやめている

それをまたやるのだ
 没落する米帝には、「30年代ニューディール政策の時のような財政力、その基盤をなす生産力は今の米帝にはない」

(前進新年号島崎論文)

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年大恐慌と第2次大戦後の帝国主義の危機をのりきったような米帝の力量は失われている

 「有毒証書」は数兆㌦に達する

 もう一つは、4月2日に、米国の会計制度を仕切る米財務会計基準審議会が、金融機関の時価会計を緩めることを決めた

金融機関の保有する金融資産の評価額を時価ではなく、金融機関の勝手な見積もりで計算していいことにした
 米金融機関は、住宅ローン担保証券などの価値が暴落したため、巨額の評価損にあえいでいる

米政府はこの不良資産を買い取ろうとしているが、それが証券化商品の形をとっているため、資産価格がまともに確定できないで立ち往生
 しかも、そこには「有毒証書(トキシックペーパー)」が混ざっている

バブル下ではインターネットを介した金融取引が増大し、電話での会話もなく、なんの書類もない取引、「記録がでたらめなためにその中身や所有者、価値や破綻リスクを確かめられない」ような証券化商品が膨大に生まれた(ニューズウィーク3月4日号)
 文書の記録が不備なCDS(元利払い保証の金融商品)だけで1兆㌦

有毒証書は数兆㌦

有毒証書は、証券化商品を金融機関から買い取っているFRBにも入りこんだ
 80年代以来の新自由主義による金融規制の緩和・撤廃は、このような恐るべき事態を生み出した

これほどまでに経済や金融が制御困難、解決不能となるのは資本主義史上初めてだ

最末期の帝国主義の延命策である新自由主義は大破産し、「有毒証書」のような獅子身中の虫を生み出して、資本主義を破滅させつつある

 そこで、時価会計を緩めて粉飾会計を認めるという、最後の手段に出た

シティはこれで金融商品6000億㌦について粉飾が認められる

米大手銀行の財務内容を隠し、それを、米金融システム、米金融機関、米金融商品のすべてに対する信用が崩壊している時に、やるというのだ
 取り返しのつかない信用崩壊が深まる
 こうした財政と金融の両面での禁じ手によって、当面はしのげる

しかし結局は、ドルに対する信認を崩壊させ、大恐慌を促進する

米帝オバマは墓穴を掘った

 階級戦争・侵略戦争と対決を

 このような中で米帝オバマは、労働者に対する階級戦争と、アフガン・イラクなどへの侵略戦争によって生き延びようとますますあがいている
 3月の失業率は8・5%に悪化

昨年11月からは毎月6070万人規模という、29年大恐慌以来のペースで大量首切り

自動車生産・販売の悪化が部品会社、ガラス、金属加工などの関連産業での首切りに
 ビッグ3に、政府融資を決める際に労働組合がストライキを実施した場合、政府は融資を凍結するとの条項が盛り込まれていた

レイオフ中でも給料が受け取れる「ジョブズ・バンク」制度は、すでに廃止された

GMは、UAW(全米自動車労組)が管理している医療保険基金への拠出金200億㌦について、その半分を株式に変更するよう強要

株式などで支払われれば、ほとんど価値がなくなり、医療保険はつぶれてしまう

米帝は自動車産業の危機につけこんで、労働運動がかちとってきた労働者の権利を次々に奪い去ろうとしている

世界の労働者の国際連帯闘争が切実に求められている
 一方で米帝オバマは、バイアメリカン条項などの保護主義で帝国主義間争闘戦を強めつつ、アフガン・イラク侵略戦争をさらにエスカレートさせつつある

昨年12月の陸軍の新兵採用は目標を約15%上回った

食っていけなくなった若者が、いやいやながら軍隊に入るしかなくなっている

階級戦争に対する闘いと侵略戦争に対する闘いは、その意味でも一つの闘いだ
 労働者が生きていくには、資本主義・帝国主義を打倒する以外にない。アメリカ労働者階級を始めとする世界の労働者と連帯して、大恐慌をプロレタリア世界革命に転化するために闘おう

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