Gangs of New York
強烈な映画で 圧倒されました
おもしろくないDVDをツタヤで借りて 何度もガックリ
もう何をみたらいいのかと
市立中央図書館で 「日本映画史100年」 四方田 犬彦 著や双葉 十三郎さんの 「日本映画 ぼくの300本」などを参考に みる映画を決めようと映画論について勉強しました
「パッチギ」の井筒 和幸 監督著 「サルに教える映画の話」で完全にオルグされて 早速 「ギャング オブ ニューヨーク」 を鑑賞し うなりました
井筒監督の解説がなかったら おそらく スコセッシ監督が意図したものは私も理解できなかったと 思います
私がなぜ感動したか あなたと 共有するために まず映画の概要を以下にコピペします
ギャング・オブ・ニューヨーク
| Gangs of New York | |
|---|---|
| 監督 | マーティン・スコセッシ |
| 製作総指揮 | ハーヴェイ・ワインシュタイン マイケル・ハウスマン |
| 製作 | マーティン・スコセッシ アルベルト・グリマルディ |
| 脚本 | ジェイ・コックス ケネス・ロナガン スティーヴン・ザイリアン |
| 出演者 | レオナルド・ディカプリオ キャメロン・ディアス ダニエル・デイ=ルイス |
| 音楽 | ハワード・ショア エルマー・バーンスタイン |
| 撮影 | ミヒャエル・バルハウス |
| 編集 | セルマ・スクーンメイカー |
| 配給 | 日本ヘラルド映画、松竹 |
| 公開 | 2002年11月9日 2002年12月21日 |
| 上映時間 | 167分 |
| 製作国 | アメリカ・ドイツ他 |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $97,000,000 |
| 興行収入 | アメリカ:$78,800,000 日本:30億円 |
目次 |
概要
『ギャング・オブ・ニューヨーク』はハーバート・アズベリーが1928年に出版した同名の著書から着想を得た映画で、1863年のニューヨーク・マンハッタンの一角であるファイブ・ポインツを舞台に繰り広げられるギャングの抗争と人間ドラマを描いたもの。2001年5月のカンヌ国際映画祭にダイジェスト版として公式出品されたのが初出。
監督のマーティン・スコセッシは「構想に30年を要した」と語っている。撮影はローマのチネチッタ・スタジオに当時のニューヨークの町並みを完全再現して行われ[1]、撮影期間270日、制作費約150億円を投じて制作された。
本作品は、第75回(2002年)アカデミー賞で10部門にノミネートされたが何れも受賞には至らなかった。その他の賞として監督のマーティン・スコセッシはゴールデングローブ賞 監督賞を受賞。ダニエル・デイ=ルイスは英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
あらすじ
19世紀初頭のアメリカ・ニューヨークでは、大飢饉に見舞われた故郷を離れ、アメリカン・ドリームを夢見たアイルランド人の移民達が毎日のように港から降り立っていた。しかし、貧しい彼らが住むことが出来たのは安アパートや売春宿の密集する混沌の町ファイブ・ポインツであり、そこは"ネイティブ・アメリカンズ"と名乗るアメリカ生まれの住人達の塒であった。"ネイティブ・アメリカンズ"に対抗する為、アイルランド移民達は徒党を組み、"デッド・ラビッツ"という組織を作り上げた。
1846年、"ネイティブ・アメリカンズ"と"デッド・ラビッツ"の抗争は熾烈を極め、ついにファイブ・ポインツを利権を賭けて最後の戦いが始まる。壮絶な戦いの末、"デッド・ラビッツ"のリーダーであり、少年・アムステルダムの父親でもあったヴァロン神父が"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー、ビル・ザ・ブッチャーに殺され、抗争は"ネイティブ・アメリカンズ"の勝利に終わった。アムステルダムも捉えられ、少年院に投獄されてしまう。監獄の中、アムステルダムは一人、ビル・ザ・ブッチャーへの復讐を誓った。
それから16年の月日が経った。成長したアムステルダムは再びファイブ・ポインツへ帰ってきた。しかしそこは既に"ネイティブ・アメリカンズ"が牛耳る腐敗した町となっていた。アムステルダムは素性を隠し、"ネイティブ・アメリカンズ"へ入団する。やがて持ち前の才能と度胸でめきめきと頭角を現し、"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー、ビルにも一目置かれる存在へとなっていった。そんな中、アムステルダムは女スリ師のジェニーと運命的な出会いを果たす。互いに惹かれ合い始める二人であったが、ビルにアムステルダムの素性が知られてしまい、裏切り者の汚名を着せられ、私刑にあい、"ネイティブ・アメリカンズ"を追放させられてしまう。
ジェニーの制止を振り切り、アムステルダムは新生"デッド・ラビッツ"を結成し、ファイブ・ポインツを賭けた最後の戦いに挑む。
スタッフ
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 製作総指揮:ハーヴェイ・ワインシュタイン、マイケル・ハウスマン
- 製作:アルベルト・グリマルディ
- 共同製作:グラハム・キング
- 衣装:サンディ・パウエル
- 編集:セルマ・スクーンメイカー
- 原案:ジェイ・コックス
- 脚本:ジェイ・コックス、スティーヴン・ザイリアン、ケネス・ロナガン
- 撮影監督:ミヒャエル・バルハウス
- 美術:ダンテ・フェレッティ
- 音楽:ハワード・ショア
- 主題歌:U2 / The Hands that Built America
- 字幕翻訳:戸田奈津子
キャスト
- アムステルダム・ヴァロン:レオナルド・ディカプリオ
- 本作の主人公で、幼少の頃目の前で父親・ヴァロン神父を殺され、ビル・ザ・ブッチャーに復讐を誓う。復讐に使おうとしているナイフは、ビルがヴァロン神父を刺し殺したナイフである。
- ジェニー・エヴァディーン:キャメロン・ディアス
- 自身の美貌で男を誑かし、巧みに金品を掠め取り、ファイブ・ポインツでしたたかに生き延びる女スリ師。アムステルダムと出会い、互いに惹かれ合っていく。
- ビル・ザ・ブッチャー:ダニエル・デイ=ルイス
- かつてアムステルダムの父親を殺し、今はファイブ・ポインツを牛耳るギャング団"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー。ブッチャーの名の通り、肉屋としての顔もあり、包丁や投げナイフなど刃物の扱いに通じている。
- ヴァロン神父:リーアム・ニーソン
- アムステルダムの父でアイルランド移民団"デッド・ラビッツ"のリーダー。神父ながら先頭に立って戦う事も厭わぬ勇猛な人間だったが、ビルとの戦いの果て殺される。
- ジョニー:ヘンリー・トーマス
- "ネイティブ・アメリカンズ"の一味で、アムステルダムの幼馴染。
- モンク:ブレンダン・グリーソン
- ビルの支配に屈する事無く戦う男。
- ウィリアム・ボス・トゥイード:ジム・ブロードベント
- ファイブ・ポインツを治める実在の政治家。
- ハッピー・ジャック:ジョン・C・ライリー
- ヴァロン神父亡き後、ビルの軍門に下った警察官。
- マグロイン:ゲイリー・ルイス
- ヴァロン神父亡き後、ビルの軍門に下り、右腕として活躍する男。
製作
マーティン・スコセッシがハーバート・アズベリーの『ギャング・オブ・ニューヨーク』に感銘を受け、古きニューヨークに生きた犯罪者やギャング、移民などのアメリカのルーツを描く作品を撮りたいと思い始めたのは1970年ごろであったという[2]。この想いを友人でもあった脚本家ジェイ・コックスに打ち明け、意気投合したことから『ギャング・オブ・ニューヨーク』映画化という具体的な企画が立ち上がった。コックスは主人公となるアムステルダム・ヴァロンというキャラクターを生み出すに当たって、ブルース・スプリングスティーンの歌詞に非常に強いインスピレーションを受けたと語っている。
着想からさらに20年以上にわたり、スコセッシはコツコツとシナリオを書き続け、スティーブン・ザイリアンやケネス・ロナガンらも交え、推敲を重ねながら作られていた。主役となるレオナルド・ディカプリオも1991年ごろからこの企画に参加し、スコセッシと共同でビル役にと目をつけたダニエル・デイ=ルイスの説得にあたる[3]などしていた。
配役が決まった後、1863年のニューヨークを完全再現するという作業に取り掛かることになった。これはちょうどその頃、ニューヨーク・マンハッタンで発掘作業を行っていた建築家によって発掘された当時の皿や櫛といった85万点というアイテムを借り受ける事で実現可能となった[4]。スタジオが決まり、それぞれのセットが決まると数ヶ月という異例のスピードでローマ・チネチッタスタジオに1846年及び1863年のニューヨークが再現された。
チネチッタスタジオでの撮影は127日間にわたり、2001年3月30日に終了した。
背景
アズベリーの著書
1928年に出版されたハーバート・アズベリーの『ギャング・オブ・ニューヨーク』は、ニューヨークのギャングたちの社会を、1863年頃から1927年まで、アズベリーが新聞記者として働くうちに耳にしたり、目撃したりしたことを書き綴った歴史書で、アイルランド移民の徒党からイタリアン・マフィア、チャイニーズ・マフィアなど、ギャングたちの歴史をつぶさに語っていくもの。映画の背景を理解するには原著が有用であるが、映画はそのごく一部をドラマとして再構成しているため、原作そのままの映画化とは異なる。2001年にハヤカワ文庫から邦訳が出版された。映画『明日に向って撃て!』の主人公たちも、このギャングの歴史の傍流の人物になり、原作の中にも登場してくる。
実在のギャングとの関係
レオナルド・ディカプリオ扮するアムステルダム・ヴァロンは本作にのみ登場するフィクションである。一方、"ネイティブ・アメリカンズ"に登場するビル・ザ・ブッチャー、モンク、ジョニー・シロッコはそれぞれビル・ザ・ブッチャー・プール、モンク・イーストマン、ジャック・シロッコという実在のギャングをモチーフとしているが、彼らが活躍した時期は"デッド・ラビッツ"が消滅した後の事であり、名前だけの存在となっている。実際のモンク・イーストマンはユダヤ系ギャングであったが、作中ではアイルランド系ギャングとして登場している。また、中国系のギャングについては、チャイナタウンがかろうじて登場するのみで作中でほとんど触れられる事がないままになっている。
公開の延期
本来、本作品は2001年のクリスマスに世界同時一斉公開を予定していたが、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の影響で公開が1年以上延期されるという事態が発生している。
脚注
- ^ 美術を担当したダンテ・フェレッティによって最も安価な賃貸料で契約ができたため。またスコセッシはインタビューでフェデリコ・フェリーニやルキノ・ヴィスコンティといったイタリアの映画監督を挙げ、「この伝統あるスタジオで撮影できることは大変名誉な事だ」と語っている。(映画評論家 佐藤睦雄によるインタビュー・公式パンフレットより)
- ^ 『ギャング・オブ・ニューヨーク』公式パンフレットより。
- ^ ビル役として最初に目されたのは『タクシードライバー』などでスコセッシと共に仕事をしたロバート・デ・ニーロであったが、アングロサクソン系に見えないとの理由から実現はせず、ダニエル・デイ=ルイスに白羽の矢が立った。しかし、1997年に出演した『ボクサー』以降俳優業を半引退しており、本人はフィレンツェで靴屋の修行をしていた。スコセッシ本人の強い説得により本作品への出演が実現した。
- ^ その後、これらのアイテムは2001年の同時多発テロの影響により完全に消失してしまう。
関連項目
外部リンク
[編集] 参考文献
- 『ギャング・オブ・ニューヨーク』公式パンフレット(2002年、松竹株式会社)
- 『ギャング・オブ・ニューヨーク』- ハーバート・アズベリー、富永和子訳(2001年、早川書房、ISBN 9784150502546)
- 『ギャング・オブ・ニューヨーク メイキング写真集』- Mario Tursi、曽根田憲三訳(2002年、スクリーンプレイ、ISBN 9784894073241)
- 『ニューヨークを読む』- 上岡伸雄(2004年、中央公論新社、ISBN 9784121017345)
- 『アカデミー賞 アメリカ主要映画賞全記録』- 武藤寿隆(2004年、共同通信社、ISBN 9784764130654)
- 『マンハッタン一番乗り』- アイク田川(2006年、新風社、ISBN 9784289014019)
- 『ポストモダン都市ニューヨーク』- 伊藤章(2001年、松柏社、ISBN 9784775400012)
井筒監督は9・11で公開が遅れた理由をこう書いていました
この映画がアイルランド・マフィアと消防士組合のつながりの歴史を描いているから
9・11で消防士は英雄ですから この映画はマズイと判断された
スコセッシ監督は移民大国アメリカの支配層をなしてる WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)からみると シシリー島出身のイタリア移民の子で マイノリティー
1863年 南北戦争のなかで北軍勝利のために はじめて とられたアメリカの徴兵制度
飢饉で故郷からアメリカに週1万5千人という規模で移民してきたアイルランド難民が生活困窮ゆえにターゲットとされました
アメリカは今は徴兵制度をやめていますが
いまだに労働者階級の最下層が兵隊として動員され 殺されていく 構造は
アイリーン井上さんの高校への募兵官をいれさせない闘いをみていくと
イラク派兵と引き換えに市民権を移民に与えるなど まったく変わっていません
1863年 アメリカ資本主義 勃興期、週1万5千人もの人々が、生きるために新天地をアメリカに求めて、アイルランドから続々と移民してきた
南北戦争の真っ最中に、資本家どもの息子は300ドルを払ってのうのうと社交ダンスに興じている
300ドルが払えない労働者階級は 南北戦争にむりやり狩り出され おびただしい血が流された
ビリヤードをしながら リンカーンの建国宣言をこきおろし マフィアを私兵として 農場主たちから政治のヘゲモニーを簒奪していった 北部のブルジョア政治家たちの腹黒さを
スコセッシ監督はうまく表現しています
1863年のアメリカを描いて これが 今のアメリカ民主主義の本質だと
映画では暴動に決起したアイルランド難民が
「金持ちのやつらを戦場に送れ」
とニューヨークの行政機関を滅茶苦茶に破壊します
その過程で移民たちが黒人を虐殺するという 痛ましい事実も描かれています
ニューヨーク徴兵暴動 あーー 今のアメリカの階級闘争そのものですよね
なにが銀行や自動車大手への公的資金注入だ
「やつらを刑務所に送れ」
今 アメリカの労働者階級は不死鳥のように 蘇りつつあります
映画のなかで その暴動の先頭にたつ消防士の姿があります
実はこの映画は消防士組合を立ち上げる話が 背景にあるのだそうです
原作 読まないとわからん!
アイルランド移民は消防士とか警官になってく人が多かったらしい
ディカプリオは資本家とボス交で保安官の利権を手にしていくのは描かれていますが?
先住移民とアイルランド移民が火消しの利権をめぐって派閥抗争し、
それにマフィアが深くからまって 消防士のユニオンが結成された
ニューヨークって ギャングの街 なんですよ
というのが 歴史の事実だと原作には記録されているらしいが!?
この映画はそういう歴史の事実をふまえてみないと
単なる移民グループ同士ののこぜりあいを おもしろ おかしく描いた娯楽大作か と見過ごしてしまいます
井筒監督の解説などの予備知識がなかったら 私もまったくわかりませんでした
1864年は日本史では アメリカがペルーの前の船長がが浦賀に停泊し幕府に開国・通商を迫った時代です
ちょんまげから ザンギリ頭への転換 激浪の明治維新につながる夜明け前の時代です
同時代 ニューヨーク暴動というアメリカ現代史から抹殺されている歴史的事実が背景になっている映画で
グラウンド ゼロで 消防士が英雄あつかいされてる 9・11直後のアメリカ社会では公開と興行が厳しかったというのはうなずけます
ディカプリオは 映画発表の記者会見で
ニューヨーク徴兵暴動 「こんな事実知りませんでした」と述べている
アメリカの教科書には かかれたことがないそうだ
映画の最後に ニューヨークを 遠景に ディカプリオが
暴動を鎮圧するために 海軍の艦砲射撃で灰燼ときしたニューヨークを向こう岸に
「何万人の人が死んだことだろう」というシーンは
あの9・11直後のニューヨークの光景とダブりますね
アメリカの労働運動におけるマフィアとのつながりは
AFL・CIOの有力組合 チームスターズ(運輸労働者の組合)の委員長選挙はマフィアの意向抜きにきまらない アメリカの資本主義のなりたちと深くかかわっていることについて
浜田茂夫さんが「国際労働運動の新時代」という本のなかでたしか解説していたと思います
「精こめて作った映画は、一生懸命観てみよう」 力説する井筒監督に
睡眠薬がわりに 焼酎飲みながら 肴のつまに DVD観ている 港のシクロオヤジは 井筒監督に 殴られちゃうな
ごめん 先にあやまっときます
反省はサルでもできるんです
そんな 「サルに教える映画の話」 をネタにブログ書いたんだから 説教は 勘弁してね
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