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Bjorkが大阪にやってくる

 5年くらい前の映画だけど ダンサー・イン・ザ・ダークという結末が暗い映画をあなたはみましたか

 フラッシュ・ダンスという映画でもありましたが 工場の機械音をたくみに音階にのせてビョークが踊ります。

 プシューー  ガチャガチャ ゴォキーン  プシューーガチャガチャ ゴォキーン

 ミュージカルというのには馴染めないけど こういうのは好き

 あのビョークが大阪城公園ホールにくるのですが チケットが高くて手が出ません

 (清志郎風に)

 どうしたら いいんだ へぇイ へぇイ ベイビイ

 クソして ネルしか ねーのかよ

 つまんないよ つまったよ 便秘になるんじゃないよ

 何いってんのか よく わかんない ひとのために 

 私の好きな杉並の映画評論家の白井佳夫さんのコメントみてね

 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という、デンマークのラース・フォン・トリアーという監督が作った映画が、ちょっと面白い。

 一九六〇年代のアメリカの田舎町の話なのだが、総て北欧で撮影されている。

 監督が飛行機に乗るのがきらいな人間だから、だそうである。

 チェコからアメリカにやってきた貧しい移民で、女手ひとつで一人息子を育てている、遺伝的な病気で視力を失いつつある若い女性がヒロインである。

 アイスランド生れの異能の女性シンガーソングライターのビョークがそれを演じる。

 童女のような表情をみせる、三五才の女性で、その個性が実にうまく使われている。

 この映画の音楽を担当したのも、彼女自身である。

 汚れた古い工場で、激しい労働をしている彼女は、時々ある瞬間、現実から心を遊離させて、夢を見るような状態になる。

 するとこの映画は、その瞬間からミュージカル形式のシーンに、なってしまうのである。

 工場の機械の音のリズムにのせて、彼女が急に歌をおどうたいはじめ、踊りだす。

 すると同僚の男女の工員たちが、音楽にのせて労働の動作そのままの、群舞をはじめる。

 それをこの監督独特の手持ちカメラが、ぐらぐらゆれる映像で、カラー・シネマスコープ・サイズの横長大画面に、とらえる。

 加えてミュージカル風のシーンを一挙に撮影してしまうために特に設置された、一〇〇台のデジタル・カメラがいっせいにまわって、特異なアングルからの細かいショットを映像化していく。

 このミュージカル的な手法が、やがて殺人がおこなわれるシーンや、その裁判がおこなわれるシーン、そしてラストの悲劇的なシーンにまで、そのままつづいていくのである。まるでドキュメンタリー的なバラード・ミュージカル映画、とでもいったおもむきで。

 暗くて哀しい現実の中で、いつも一瞬夢を見てしまう女のバラード。

 それが、不思議にリアルな現代的なロマンを、画面に刻みこんでいく。

  

 

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