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ひどいぞ 煤煙データ改ざん

ばい煙データ改ざん

愛媛新聞より転載 

公害防止をめぐる企業の不正が相次いで発覚している。神戸製鋼所と北海道電力のばい煙データ改ざん問題は記憶に新しい。それがまた製紙業界で繰り返されてしまった。腹立たしい限りだ▲
 業界二位の日本製紙グループの釧路など六工場で、発電用ボイラーから排出したばい煙の窒素酸化物などが大気汚染防止法の基準値を超えていた。報告を怠った上に、データを基準値内に改ざんしていたというから驚く▲
 困ったことに業界最大手の王子製紙でも四つの工場から排出された窒素酸化物の基準超過が明るみに出た。富士工場は地元自治体との間でより厳しく取り決めた協議値を、わずかに下回る値に書き換えていたという。裏切りもはなはだしい▲
 周辺住民の健康被害が気にかかるが、両社は被害を確認していないという。窒素酸化物は高濃度になると気管支や肺などの呼吸器に影響を及ぼす。健康を心配する声が出てきて当然だろう。真摯(しんし)に対応しなければならない▲
 公害が大きな社会問題となったのは一九七〇年代。それから時を経て、企業は地球温暖化などで環境への配慮をいっそう求められている。それが大気汚染防止法違反とは恥ずかしい。企業の認識は、当時よりも低下しているのではないだろうか▲
 神戸製鋼所のデータ改ざんを受け、国は企業の公害防止体制を強化する指針を作った。それが徹底されていないのは情けない。作業効率を優先し、環境保全が後回しでは困る。環境関連法を率先して守る意識改革を製紙業界に求めたい。

王子製紙、4工場で基準超すばい煙・報告値改ざんも  nikkei.netより転載

 王子製紙は13日、同社と子会社の計4工場10基のボイラーから排出されるばい煙の窒素酸化物(NOx)が大気汚染防止法が定める排出基準値を超えていたと発表した。自治体と取り決めた協定値などを超えて排出していたボイラーも2工場5基あり、このうち富士工場(静岡県富士市)では、県や市への報告値を改ざんしていた。いずれも周辺住民らの健康被害はないという。

 同法の基準値を超えていたのは釧路工場(北海道釧路市)、苫小牧工場(同苫小牧市)と、子会社「王子板紙」(東京・中央)の佐賀工場(佐賀県久保田町)と江戸川工場(東京・江戸川)。釧路工場では最大で基準値の約2.4倍を排出したボイラーもあった。

 協定値を超過していたのは、富士工場と米子工場(鳥取県米子市など)。富士工場では、測定結果が協定値を上回った場合、社員が協定で認められた最大値に改ざんして自治体に報告していた。(23:51)

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